ソール・スタインバーグ(Saul Steinberg, 1914-1999)
ルーマニア出身のアメリカ人イラストレーター。
ミラノで建築を学んだスタインバーグの作品はダダ、シュルレアリスム、キュービズムの影響を受けました。その後渡米し、アメリカに帰化。戦後の混沌とした時代を理解しようとするアーティストの反抗的なユーモア、好奇心、モダニズムの姿勢を反映しました。自己認識のウィットに富んだ彼の作品には、グラフィックで表現された二重の意味と哲学的内容が含まれています。
The New Yorker誌に60年近く掲載された表紙やドローイングで有名となり、世界中のギャラリーや美術館で展覧会が開催されました。
同様に、絵画、版画、コラージュ、彫刻は高く評価されています。
国内での展覧会歴
2021 第386回 企画展 “ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み” ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京)