このたび msb gallery では、三浦康太郎の個展『銅版画展』を開催いたします。

 

点と点が繋がり星座を描くように、普遍的な星空の青い世界に想いをのせて、時間をかけて銅板に刻みました。

 

新たな技と表現を試みた新作をぜひこの機会にお愉しみいただければ嬉しく思います

 

 

 

 

 

 

ステートメント

 

 

星空は昔から人の想像の源となり古今東西多くの伝承、伝説を紡いできました。

それは、人の及ばない世界であり、好奇心や畏怖にも似た感情です。

 

あの空の向こうはどうなっているのだろう?あの光は何を燃やせばあんなに輝くのだろう?

空を仰ぐ時、きっと古の人々の感情が今もそこにあり、それははるかなる更新だと思うのです。

星はそんな普遍的な思いを紡いでいく存在ではないでしょうか。

光の点と点が繋がり星座を描くように。

 

昨今、情報や物が溢れ息苦しい日常の中で、空は何千年と変わらずそこにあり、それは僕自身の想像の原点です。

遠く手の届かない場所、しかしそれは無限の可能性と遊び心溢れる青い世界です。そんな思いを作品にしました。

 

 

三浦康太郎

 

 

 

 

 

三浦康太郎

 

1986年生まれ

15歳の時に油絵に出会い、洋画家 水島健氏に師事。

レンブラントの緻密なエッチングに魅せられて、 2011年より銅版画を始め、摺り師の白井四子男氏に師事。

2012 年よりテンペラ画を始め、制作発表を続けています。

星々の光や星座、ものがたりにインスパイアされた独特な神秘が表現されています。

現在、制作の傍ら、横浜日ノ出町にて大人や子供向けアート教室を主催しています。

 

 

主な展覧会歴

2023 個展「銅版画展」 msb gallery, 東京

2022 三浦康太郎/奥田拓郎二人展「Folklore」 Studio HOTDOG, 東京

2021 三浦康太郎/奥田拓郎二人展「星語りの森で」, 東京

2018 個展 ゆう画廊, 東京(2015, 2014)

2017 個展 8(eight), 東京