このたび msb gallery では、光藤雄介の個展「柵の向こう」を開催いたします。
光藤の近年の作品は、一般的なペンと定規を用いて紙に線を引く反復作業によって制作されています。
規則にもとづいて引かれる線の緊張感を、余白との関係に注目して、実際に目で触れて見て感じてください。
お楽しみいただければ嬉しく思います。
ステートメント
柵の向こう
高校生の頃、親友と山の上にある校舎から麓の駅まで「何があっても真っ直ぐに進む」遊びをした。
用水路を抜けて、ダムを越えた我々の目の前に現れたのは、大きなマンションだった。
崖に面したその柵をよじ登ると、ふと向こう側に遥かな大阪平野が見えた。
2024年3月
光藤雄介
光藤 雄介
1982 大阪府生まれ
2008 多摩美術大学美術学部芸術学科 卒業
個展
2024 「動く絵」RISE GALLERY, 東京
2023 「続・行間」TS4312, 東京
2022 「行間」msb gallery, 東京
2022 「感電」SHINBI GALLERY, 東京
2020 「針の瞬き」TS4312, 東京
2016 「Transparency」switch point, 東京
2014 「Slow Rush」LOOP HOLE, 東京
グループ展
2023 「設立20周年記念展示」STUDIO 牛小屋, 神奈川
2023 「臨場」msb gallery, 東京
2023 「神戸アートマルシェ2023」神戸メリケンパークオリエンタルホテル(msb gallery), 神戸
2023 「開廊10周年記念小品展」TS4312, 東京
2020 「Face Up」Gallery 711, 東京
2020 「ループホール15周年記念 チッチャイーノ展」LOOP HOLE, 東京
2020 「美術物産」三三三市(アキバタマビ21), 東京
2019 「産業」ライズギャラリー, 東京
2019 「終わらない始まり」アキバタマビ21, 東京
2018 「作物の打楽」ART TRACE Gallery, 東京
2018 「SUPER OPEN STUDIO SOMETHINKS: 169.8cm」アートラボはしもと, 神奈川
2018 「Special Edition 2018」ライズギャラリー, 東京
2018 「約束のフォルム」3331 ART FAIR(アキバタマビ21), 東京
2017 「ちからの交換」LOOP HOLE, 東京
2016 「SUPER OPEN STUDIO SOMETHINKS: 平らであるよりも 波打っていたいのか」アートラボはしもと, 神奈川
2016 「AFAF AWARDS 2016」福岡アジア美術館 交流ギャラリー, 福岡
2016 「一枚の絵の力 vol.5」TS4312, 東京
2015 「ループホール10周年記念展」府中グリーンプラザ・LOOP HOLE, 東京
2015 「第10回大黒屋現代アート公募展」板室温泉大黒屋, 栃木
2014 「FUCHU OF MADNESS: 無名祭祀書」LOOP HOLE, 東京
2013 「ワンダーシード2013」トーキョーワンダーサイト本郷, 東京